どっちを使う?ジョイントマットと折りたたみ式マットの比較

こどもがいるお家ではジョイントマットが敷いてあるのをよく見かけます。マンションだと階下への騒音防止になりますし、つかまり立ちを始めたばかりの赤ちゃんや、歩き始めたばかりの赤ちゃんが転倒したときの衝撃を和らげることができるので、とっても優れものだと思います。私も息子が寝返りでゴロゴロと移動するようになった頃から、「フローリングだと冷たいし痛そうだから」と断熱材としての役割も兼ねて使い始めました。

でもいざ使ってみると、こどもが剥がす・舐める・かじる、掃除ができない、などの困り事が出てきました。それを解決するために折りたたみ式マットも買ってみたので、「困り事」の観点から2つについて比較してみたいと思います。

購入したマット

CBジャパン ジョイントマット


うちは戸建てで持ち家なので騒音対策は必要ないため、厚さ1.2cmのものにしました。サイズは30×30cmで、色はリビングの雰囲気に合うように、モカ×ベージュの組み合わせにしました。

実はジョイントマットはいかにも「こどもがいる家」という感じがしてあまり好きじゃなかったんですが、フローリングに馴染みやすい色にしたせいか、あまりゴチャゴチャした印象にならなくてよかったです。

Infant Shining 折り畳み式ベビープレイマット


サイズは195cm×145cm×1cmです。柄は3種類ほどあったんですが、正直に言うと、どれも好みではありませんでした。いちばんシンプル(?)な魚のデザインにしましたが、リビングに合わないし、柄が子供っぽすぎるのでいまいち納得がいっていないです。

でも、ケースがついているので、収納するときに便利そうなのはよかったです。

折りたたんだ時のサイズも75cm×40cm×10cmで、けっこうコンパクトになります。

比較1:子どもが剥がす・舐める・かじる

初めのうちはゴロゴロと楽しそうに転がっているだけだった息子(当時6カ月)ですが、周りのものに興味を持ち始め、手先が器用になってくるとこの問題が発生しました。結論から言うと、ジョイントマットも折りたたみ式マットもどちらもかじられました

ジョイントマットはサイズ選びが肝心

ジョイントマットはこんな感じ↓で、いとも簡単に剥がします。

それだけならまだしも、口に入れて舐め始めました。どうもジョイント部分の突起が、咥えるのにちょうどいいサイズみたいです。歯が生え始めてからはかじりだしたので、ボロボロになるのも時間の問題でした。

実家には端っこのパーツもありますが、こっちはさらに剥がしやすいみたいです。楽しそうに剥がしたあと、すぐ口に入れてしまいます。

実家では60cm×60cmの大判のジョイントマットを使っています。これくらい大きいと持ち上げにくいみたいで、我が家の30cm×30cmに比べると口に入れる頻度が低いです。ジョイントマットを買う場合は、一枚のサイズが大きいものにした方がいいみたいです。端っこのパーツは剥がされるだけなので、個人的には必要ないと感じました。

折りたたみ式マットは厚さがあれば大丈夫そう

折りたたみ式マットなら大きいからかじらないだろう!と思っていたんですが、甘かったです。
フツーに持ち上げてます。四隅はフツーにかじってます。

ただ、やっぱりジョイントマットよりは明らかに持ちあげにくそうで、四隅以外はかじらなくなりました。もっと厚みがあれば重たくなるので持ち上げられなくなると思います。

ただ、厚みがあると値段が高くなってしまいます。
厚さ4cmのマット↓

部屋いっぱいにマットを敷きつめるしかない

絶対にかじられないようにするためには、マットに手がかけられないように部屋いっぱいいっぱいに敷き詰めるしかない、というのが私の結論です。その場合はやっぱりサイズの融通が効く、ジョイントマットが使いやすいと思います。

木目調のおしゃれなものがあるので、これなら部屋の雰囲気を壊さなくてすみそうです。もっと早く知ってたらこれを買ったかも・・・。事前のリサーチが足りなかったです。

比較2:掃除

折りたたみ式マットの方が掃除がしやすい

掃除のしやすさについては、明らかに折りたたみ式マットに軍配が上がります。

こんな風に折りたたんで立てておけるので、掃除機をかけるのは本当に楽です。

ジョイントマットの場合は、ジョイント部分からマット同士が離れてしまうので全体が持ち上げられず、マット下を掃除することができません。私は四隅を持ち上げながら、できるところだけ掃除機をかけていました。

また、何かこぼしたときも床まで濡れる心配がないというのも、折りたたみ式のメリットだと思います。ジョイントマットだと、ジョイント部から床に浸みてしまう可能性があります。

溝がない折りたたみ式マットだとさらに良し

折りたたみ式マットの欠点は、溝があるということです。

写真でも分かるように、ここにゴミがたまるんです!!

息子の指はこの溝に入らないので、ゴミを掴んで口に入れることはないですが、気になります!ホコリが目立ってきたらウェットティッシュで掃除しています。

溝がないマットってないのかな~と探してみたら・・・ありました!

折りたたみ式ではないですが、こっちの方が柄が落ち着いていてリビングにあってもあんまり違和感がなさそうです。もし今のマットが使い古してダメになったときは、こっちを買ってみたい…。

で、結局どっちがいいの?

実は、「剥がす・舐める・かじる」問題に悩まされたのは、2カ月間くらいでした(その間は、剥がされないようにクッションや座布団を敷いてしのいでいました)。

ずり這いができるようになった頃には息子はマットに興味を示さなくなり、剥がして遊ぶことが全くなくなりました。自分でいろんなところに行けるようになったので、好奇心の対象が広がったせいかもしれません。それに、以前ほど何でも口に入れることはなくなりました。

赤ちゃんによって差があるとは思いますが、「剥がす・舐める・かじる」問題は成長とともに自然に解決することなので、個人的にはどんなふうに掃除をしたいかに着目して選ぶといいと思います。

私は、「簡単にマット下まで掃除機をかけたい」「液体をこぼしたときに拭くのはマットだけにしたい(マット下まで浸みるのはイヤ)」ということで、折りたたみ式にしました。

逆に、「マット下の掃除は気にならないから、定期的に洗いたい」という人は、バラバラにして簡単に水洗いできるジョイントマットがいいと思います。

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